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ホシクサのホント。の記事一覧: elco's blog ~AQUA LIFE~

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ポリプテルスを中心にしたアクアライフ・・・ だったはずなんですが。いつの間にか扱っているのは水草と小型魚ばかり^^; ・・・だって、ポリプは変化が少ないんだもの(笑)            since 2007.8.6

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比較実験!!  その1





某オークションで大量に出品されているある方の屋外でのホシクサ育成画像を見て、

そんなにご近所さんで覆いも無しに育成すると、交雑するでしょ!?と思って見ています。
まぁ画像でその可能性を見て取れるのは、国内のホシクサや安価なホシクサという感じですが、東南アジア系もそうだったりしないのかなぁと疑問が湧いちゃいます^^;



そこで個人的興味として
ある実験をしてみることにしました。


それはMangYangの種の比較実験。

何でそんな事するの?って思われるでしょうが
たまたまメイヤンの種をその方から買って、スペースの関係で播かずに放置してました。
でも播く気が無くなり、このまま捨てるのも何なので比較実験してみようかなと思い立ったということです。元々画像から交雑の可能性も高いなとは思ったいたのですが、やり方がどうかと思う・・・


種を播いたのは
'08.9.1 18:40

Mang Yang  13粒(コントロール)    
メイヤン(マル対)  26粒 


比較しやすいように、コントロールとして、元祖の系統の株から採れた種を用意しました。信用できる方から入手したもので、しっかりと管理された種なのでコントロールとしては充分だと思います。
それをMang Yangとし、オークションで入手した比較対象をメイヤンとしました。

同じような条件になるよう、同一ケースとソイルで発芽させています。
使用ソイルは「本間無印茶系細目」シリカも極少量混ぜています。


a4309eb8.jpeg

こんな感じで、蛍光灯から5cm程度のところで育成中。

真ん中に仕切りを設けて左がメイヤン、右がMang Yangとなっています。












23日目(9月23日)

P1010183.JPG

メイヤン 1本


P1010184.JPG

Mang Yang 1本


同日に発芽。














種によるバラつきもあるので一概には言えませんが、

種数を13:26としてあるので、信用度は低いながらもある程度の発芽率の比較も出来るようにしてあります。
種の保管方法によって大きく変わってくるので、実験とは別の興味で数を決めました。





これからどうなっていくんでしょうか。
色々な意味で楽しみです。




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ヒメシラタマホシクサ って何ぞや?

今日は最近教えていただき、学んだことについてお話したいと思います。




ホシクサに関すること。

とある種類の情報を得た上で、勝手に独り言を書いています。

もしこれについて少しでも興味のある方は考えてみましょう♪(僕はただのホシクサ初心者の意見ですが^^;)











ここ2、3年程度
よく"ヒメシラタマホシクサ"の種というものが、オークションで出回っています。

ですが、厳密な意味での『ヒメシラタマホシクサの』というものは本当は存在しないそうです。

何故か?


それは元々ヒメシラタマホシクサというものは園芸品種から生まれた改良品種で、栄養繁殖(株分れ)で増えるものだそうで・・・


今出回っている『ヒメシラタマホシクサの種』とは多分・・・いやほぼ全てが実生株から派生したものだと思います。
実生から育てると、発芽させ花芽を上げ、水中でも株別れする事無く終わるものに変わっているということです。(株別れするようだったら、ヒメシラタマでは無い可能性がかなり高いそうです。)


これは僕が思うに、作出段階で確実に同じ性質をもつものを作るには株別れが確実なので、その様に増やしただけで、実生が同じ性質をもつのか試していないorそれを知りつつ・・・ という感じで出荷したためなのかなと思っています。
僕自身その頃のことはほとんど知りませんし、作った側でもないので推測なんですが。
 



元々ヒメシラタマホシクサは改良品種として出回っていたものです。
その種を採り、育てたものが、親株と同じ"ような"性質を持たないものが出てしまうことは改良品種とは言えません。
遺伝しにくいもので、種で増やすにつれ育成者の知らない内に淘汰さしていたか。もしかしたら環境による個体変異(遺伝はしない)だったのかもしれません。




これらのことを総合すると、元々"ヒメシラタマホシクサ"というものは存在していないと僕は思います。





最初に出回った元祖ヒメは種を採れるそうです。
しかしそれを蒔いて育てても、親となった元祖の"ヒメシラタマホシクサ"の様に株分れする事無く何故か株分れしない個体になり、その結果、種を発芽させると同じ形質を持ちますが元々の株分れするという形質が失われて元祖の
E. cinereum cv.‘ヒメシラタマホシクサ’(元は園芸品種なんで一応この表記が適当かとヒメの品種が正しいかは別、分かりやすく書くため品種扱いにしています。)



E. cinereum aff.(←正しいのかな?)になってしまうんです。







とても詳しい方と交流が出来、僕もつい最近知った事実(僕の視点で考えた意見として記事にしています)です。
前々からヒメに対して「?」の感じを抱いていたのですが、ホシクサを始めて7ヵ月半経って教えて頂いてやっと理解出来ました。


ということはこれから始める方、始めたばかりの方。ホシクサに“Grey Zone”があることを気づいていない人は、何処かで教えてくれる人が居ない限り、知らないまま続けてしまうのでは?と思いました。

このままではヒメという名の灰色を帯びたものが正しいと思う人が増えていく→そのうちに元祖のヒメは無かったことにされる。と大げさに考えつつ(笑)書いてみました。





ただ、この系統は水中化させた草体はとても綺麗です♪
草体自体は素晴らしいことを忘れないでください。

それを取り扱う人がこの内容を知っているか、知らないか。大きく変わってくると思います。



最近ホシクサを始めた方がこれを見つけてくれて、少しでもこれについて考えて貰えたら嬉しいです。









読み直していないので、乱文となっていると思いますm(_ _)m

最後までお付き合い頂きありがとうございました。








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熱帯魚飼育.他多数(笑)
自己紹介:
elcoは高校の頃、熱帯魚に出会い魅了されました。
ベタから始まり、色々飼育し今に至っています♪

しかし、まだまだ知識もキャリアも浅く日々勉強中!!




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